
実験・研究のために開発された、エックス線照射専用装置です。
照射範囲を広くとれる、高出力タイプのX線管を搭載しました。
※医療機器ではありません。
価格
定価6,900,000円+消費税
(専用設置台、電動回転テーブル、ノートPC・X線照射コントロールソフトウェア含む)
※2025/4/1以降の価格
おすすめ用途
- 培養細胞などへのX線照射実験
- 医学分野の実験・研究
- 耐X線性・耐放射線性の実験・研究
特徴

照射用の試料を出し入れしやすく設計された横開閉式の扉
- 照射実験の時間短縮に貢献します
- 複数サンプルへも照射可能な照射スペース。均一性も高く、ご希望の線量照射を短時間で実現します。
- 実験内容に合わせて低価格でカスタマイズ可能
- 手軽に照射距離を変更できるジグ、後から取り付け可能な配線ダクト等、専用アタッチメントの設計も短納期、低価格で実現します。
- X線装置専門メーカーのノウハウを盛り込んだシンプル設計
- ウォームアップはボタンをひとつ押すだけ、5分で完了!冷却ユニット内蔵式で、長期間のご使用でもメンテナンス不要です。
- 安全面への配慮も万全
- 照射時のX線漏洩線量は基準値以下。インターロック機能搭載なので、照射中誤って扉を開けても自動で照射停止します。
照射線量のめやす
※MX-160Laboを使用、管電圧160kV、管電流3.0mA で照射した場合の値。照射円中心付近の値。
- 引き出し式ターンテーブル上(線源からの距離:300mm)
- 線量率:0.6Gy/min、照射円直径:218mm
- 1Gy/min嵩上げ台(線源からの距離:230mm)
- 線量率:1.0Gy/min、照射円直径:167mm
- 1.5Gy/min嵩上げ台(線源からの距離:190mm)
- 線量率:1.5Gy/min、照射円直径:138mm
細胞への照射例
X線照射装置 MX-160Labo 仕様概要
MX-160Labo | ||
---|---|---|
X線管 | 管電圧 | 30kV~160kV |
管電流 | 0.3mA~6.0mA (最大出力: 480W) | |
管構造 | 密閉型 | |
照射角 | 40° | |
オイルポンプとファンによる冷却ユニット付き | ||
最大照射線量 | 125Gy/h (フィルタなし・照射口付近での計算値) | |
最大照射面積 | 直径436mm (試料ボックス最下部) | |
照射制御 | PC(標準で付属(Win 11, ノートPC)) | |
X線漏れ線量 | 1.0μSv/h以下 | |
試料ボックス | 内寸 | (W)500×(D)500×(H)500mm(突起物除く) |
外形寸法 | (W)830×(D)760×(H)1430mm(突起物・専用設置台を含む) | |
重量 | 380kg(設置台含む) | |
オプション | 線量計、その他 | |
電源 | AC100V 10A |
※この装置は医療機器ではありません。

※専用設置台(標準で付属します)
オプション
用途に応じた様々なカスタマイズに、柔軟に対応します。
例:
- 各種放射線測定器

線量計(オプション) EMF521B型 EMFジャパン社製
導入をご検討中の方へ
X線照射装置の用途に応じたカスタマイズにも対応いたします。
詳しくは、お気軽にお問い合わせください。